リビングにぴったりのラグを選ぶ8つのコツ
専門家に聞けば、リビングのラグ選びのコツはすぐに教えてもらえます。そうしたコツは、ずっと思い描いてきたとおりのお部屋づくりにも役立ちます。この記事では、知っておきたいことをひととおり、たくさんのヒントとともにご紹介します。お部屋にふさわしい一枚を見つける参考にしてください。
リビングのラグを選ぶためのコツ
1. リビングの広さを正確に把握する
使える床の広さ、つまりラグで実際にどこまでを覆いたいのかを正確に把握してはじめて、ぴったりのサイズを選べます。ここで思いつきで買ってしまうのはおすすめできません。1平方メートル増えるごとに価格は上がりますし、大きすぎた場合、家のほかの場所にはたいてい合わないからです。
ですから、リビングは正確に測り、ラグに含めたい場所を測り忘れないようにしてください。測るときは家の間取り図も役に立ちますし、メジャーでご自身で測り直せばさらに確実です。不正確な図面のせいで、あとから思わぬ出費にならないよう、念には念を入れて確認しておきましょう。
2. リビングがどれだけ使われるかを考える
リビングに敷くラグを選ぶうえで決め手になるのは、そのリビングがどれだけ頻繁に使われるかです。つまり、これから先、ラグにどれほどの負担がかかるのかを考えておく必要があるということです。たとえば、床の上をすべったりはったりして遊ぶお子さまはいますか。
ご家族に、歩行補助具を使う方や車いすが欠かせない方はいらっしゃいますか。犬や猫など、ラグの上をしょっちゅう楽しそうに歩き回るペットはいますか。こうした点を考えていくと、何が大切かがはっきりしてきます。その結果に合わせて、ラグの表面の仕上げを選ぶとよいでしょう。
3. お部屋の形に合わせてラグを選ぶ
覆いたい床の広さに加えて、リビングがどんな形をしているか、そしてその形がラグ選びにどんな条件をもたらすかにも注意が必要です。張り出し窓などの出っ張りやくぼみがあるリビングでは、特別な形のラグが必要になります。円形や楕円形のリビングスペースも、ラグ選びが難しくなりがちです。
リビングが正方形や長方形でない場合は、最終的にどの部分をラグで覆いたいのかを前もって考えておくとよいでしょう。ラグを選んだり配置したりしやすくするために、いくつかの場所はあえて外して測るのもひとつの方法です。素材によって向き不向きの形があるので、販売店で相談してみるのもおすすめです。
4. 理想の質感を考える
ラグが、お部屋や、そこに差し込む光・照明とどう調和して見えるかは、質感で決まります。視覚的な効果の強い質感のラグは、お部屋に奥行きを与え、空間をより広く感じさせてくれます。
光を映すような効果を生む質感もあり、それには独特の魅力があります。また、ラグの質感は、つくりそのものの一部として、ラグの構造に大きく影響したり、構造を決めたりすることもあります。お部屋に合い、心地よさを高める雰囲気をつくりながら、実用面でも無理なく使える質感をお選びください。
5. お部屋に合う色を考える
ラグをお部屋にしっくりなじませるには、色選びが肝心です。お部屋のほかの色、置いてある家具の色、そして壁の色と合っている必要があります。統一感のある配色がお好みなら、同じ色合いでまとめるとよいでしょう。はっきりとメリハリをつけたいなら、強いコントラストを選ぶのがおすすめです。ラグが、リビングのほかのどの色からもくっきりと浮かび上がります。
ただし、コントラストが強くなりすぎないよう、ラグに2つ目の色を取り入れる方法もあります。そうするとコントラストがやわらぎ、色がまわりと調和して、見る人の目にもやさしい印象になります。ここでは3つ目の色も、小さな面積であれば十分に役立ちます。
6. お部屋に合う柄を選ぶ

柄については、好みが大きく分かれます。定番のチェック柄、市松模様、ストライプ、あるいはまったく別の柄など、選択肢はさまざまです。ただし柄は、選んだ色と必ず合っていて、まわりとぶつかりすぎないものにしましょう。お部屋の使われ方によって決まる表面のつくりも、あわせて考える必要があります。つまり柄は、ほかのほとんどすべてのポイントと調和させなければならず、それらに合わせて決まる要素なのです。落ち着いた均一な印象を大切にしたいなら、あえて柄のないラグを選ぶこともできます。
7. リビングに合った理想のサイズも大切
ここで考えたいのは、リビング全体にラグを敷くのか、一部だけに敷くのかという点です。たとえば、ソファやリビングテーブルのまわりだけにラグを敷く、ミニマルな方法があります。一方で、リビング全体を覆う方法を好んで選ぶ方もいます。この問いに決まった答えはなく、一人ひとりのご希望に合わせて決めるしかありません。これから先、リビングをどのように掃除するのか、どんな道具を使いたいのかも考えておくとよいでしょう。一部の場所をあけておくと掃除が楽になることもあれば、別の掃除道具や洗剤が必要になることもあります。
8. お部屋の照明に合わせてラグを選ぶ
ぴったりのラグを選ぶうえで、リビングの照明は大きな役割を果たします。日の光がどのように差し込むか、照明がどこに配置されているかを確かめてください。明るい色合いのラグはお部屋を明るく見せ、濃い色のラグは落ち着いた温かみのある雰囲気をつくります。光がラグの色や質感にどう影響するかを考えておけば、リビングにしっくりなじみ、思いどおりの雰囲気をつくるラグを選べます。
まとめ
長く寒い冬が近づくと、住まいでゆったりとくつろぎ、ふたりで、あるいは家族で過ごす場所を心から居心地よくしたくなるものです。毎日の一歩一歩に寄り添う床の敷物選びも、もちろんそのひとつです。ここでご紹介したポイントを押さえ、コツを参考にしていただければ、失敗することなく、ご自宅にいちばん合うラグが見つかるはずです。迷ったときは、専門店のスタッフに相談したり、ラグ選びのご相談を利用したりするのもおすすめです。
よくあるご質問:
ラグはリビングのソファの下と手前、どちらに敷くのがよいですか?
ラグをソファの下に敷くか手前に敷くかは、インテリアのお好みしだいです。ソファの下まで敷くと、お部屋が広く見え、全体にまとまりが生まれます。ソファの手前に敷くと、くつろげる雰囲気になり、ソファがお部屋の主役として引き立ちます。リビングのレイアウトとご自身のスタイルにいちばん合う方法をお選びください。
リビングでラグを上手に配置するには、どうすればよいですか?
リビングにラグを上手に配置するには、お部屋をていねいに測り、ソファやリビングテーブル、アームチェアなどの家具の位置を考えに入れてください。よく使われるのは、家具の前脚がラグにかかるように置く方法で、家具とラグが自然につながって見えます。バランスのよい印象にするために、ラグの色や柄をお部屋のインテリアに合わせることも忘れないようにしましょう。
ソファとラグは同じ色にしたほうがよいですか?
ソファとラグを必ずしも同じ色にする必要はありませんが、お互いがよく調和していることは大切です。ソファとラグを似た色合いでそろえれば、統一感のあるお部屋になります。反対に、コントラストのあるラグを選べば、視覚的なアクセントが生まれ、インテリアがぐっと面白くなります。ただし、全体として調和のとれた印象にするために、リビングの色がトータルでよくなじむよう心がけてください。
