毛足の長いラグをきれいに保つ、掃除とお手入れの方法
毛足が 5 cm にもなるハイパイルラグは、心地よさとぬくもりをもたらし、どんなお部屋でも主役になれる存在です。では、この上質なラグをいつも最高の状態に保つには、どうすればよいのでしょうか。答えは、定期的な掃除とお手入れです。ここでは、毛足の長いラグをきれいにする方法と、やさしく掃除機をかけるコツをご紹介します。
目を引くデザインのハイパイルラグでは、とくにお手入れが大切です。毛足の長さや色、質感が、お部屋の印象を大きく左右するからです。上質なデザイナーズラグを選ぶことは、美しい柄だけでなく、長く大切にお手入れしていきたい素材と仕立てを選ぶことでもあります。やさしいお手入れを習慣にすれば、ラグは清潔に保たれるだけでなく、やわらかな手ざわりと上質な風合いもそのまま保てます。
毛足の長いラグに、定期的なお手入れがとても大切な理由
毛足の長いラグは、ほこりや汚れ、さまざまな細かいごみを磁石のように引き寄せてしまうため、その魅力を保つには定期的なお掃除が欠かせません。ときどき念入りにきれいにしないと、こうした粒子が長い毛足の奥まで入り込み、見た目も手ざわりも損なわれてしまいます。毛足が長いほどラグはふんわりと心地よくなりますが、そのぶん汚れも奥まで入り込みやすくなります。また、清潔なハイパイルラグはお部屋の空気環境にもよい影響を与え、定期的なお手入れによって、長くふんわりと美しい状態を保てます。
掃除機がけは、正しい方法で
毛足の長いラグには、少なくとも週に一度、しっかりと掃除機をかけてください。ペットがよくラグの上で過ごすご家庭では、さらに回数を増やす必要があるかもしれません。小さなラグなら、はたいて奥に入り込んだ汚れを落とすのも効果的です。基本的に、よく使うラグほど、こまめにしっかりと掃除機をかけることが大切です。
掃除機がけは、ハイパイルラグのお手入れの第一歩です。ほこりや汚れに立ち向かうためのコツをご紹介します。
・ノズル選び:長い繊維を引っぱったり傷めたりしないよう、表面がなめらかなノズルを使いましょう。
・正しいかけ方:毛並みが絡まって固まらないよう、パイルの流れに沿って掃除機をかけてください。
・定期的に:週に一度はしっかりと掃除機をかけましょう。ペットのいるご家庭では、さらに頻繁なお手入れが必要になることもあります。
徹底洗浄で、見違えるほどきれいに
しつこいシミやにおいを取り除くため、少なくとも年に一度はラグを徹底的に洗浄してください。
・専用クリーナー:泡が繊維の奥まで入り込み、頑固な汚れをしっかり落とすクリーナーがあります。ブラシで軽く押さえるようにしてラグになじませ、しばらく置けば、シミが浮き上がってくるはずです。
・正しい洗い方:強くこすりすぎたり、ラグに合わない洗剤を使ったりすると、ラグを傷めることがあります。洗剤の使用方法を必ず読み、目立たない場所で試してからお使いください。
・本格的な洗浄:3〜5年に一度を目安に、根元までしっかり洗う水洗いクリーニングをおすすめします。大きなラグや床に固定したラグはプロのクリーニングに任せ、小さなラグは、メーカーが認めていれば洗濯機で洗うこともできます。
シミ抜きに役立つ、自然由来の家庭の知恵
ラグのお手入れでは、ときに昔ながらの家庭の知恵が、シミに驚くほどよく効き、ラグをしっかりきれいにしてくれることがあります。刺激の強い洗剤を使う前に、まずは身近なもので試してみてください。環境にやさしいだけでなく、お財布にもやさしい方法です。
代表的なものは次のとおりです。
- 冷たい水(炭酸水でも、ふつうの水でも):できたばかりのシミや、古いシミを少しゆるめたいときは、水で軽くたたくだけで落ちることがよくあります。炭酸水もよく使われ、使っても問題はありませんが、ふつうの冷たい水より効果が高いわけではありません。シミを浮かせているのは、泡の力ではないのです。
- ベーキングパウダー:時間のたったシミには、ベーキングパウダーと水を混ぜたペーストが役立つことがあります。ひと晩置いてなじませ、翌朝しっかりと掃除機で吸い取ってください。
- 酢:酢は万能選手として知られ、シミを落とすだけでなく、いやなにおいを中和するのにも役立ちます。
ラグを守るために
乾式や水洗いのクリーニングでふんわりとよみがえったラグは、ちょっとした工夫でさらにしっかり守れます。たとえば、ラグの上には土足で上がらないようにしたり、ラグを保護する専用アイテムを使ったりするとよいでしょう。これで、ラグをきれいにして輝きを取り戻すための、とっておきのコツがおわかりいただけたかと思います。大切なラグがまたきれいになったときほど、気持ちのよいことはないのではないでしょうか。
シャギーラグの掃除とお手入れについて、よくあるご質問
ラグに掃除機をかけにくいのは、なぜですか?
ふんわりとしたラグは繊維が密で長いため、掃除機の空気の流れや吸引力がさえぎられ、掃除機をかけにくくなることがあります。また、繊維が基布から垂直に立っているので、ノズルによってはラグの表面に「張りついて」しまい、うまく滑らせられないこともあります。毛足が長いほど、掃除機にとっては扱いにくくなります。
強すぎる吸引力は、ラグを傷めますか?
はい。とくに毛足の長いラグでは、吸引力が強すぎると傷みの原因になります。強すぎる吸引力は、繊維を引っぱって伸ばしたり、引き抜いてしまったりすることがあります。また、ラグが掃除機のノズルに「張りついて」しまい、動かしにくくなることもあります。吸引力を調整できる掃除機を使い、ラグの種類に合わせて設定を変えることをおすすめします。
まとめ
正しい掃除とお手入れを続ければ、ラグは何年にもわたって美しく、居心地のよい状態を保てます。こまめな掃除機がけと、ときどきのシミ取り剤やラグ用フォームによる徹底洗浄で、ラグはいつまでも目を引く存在であり続け、ご自宅に心地よさをもたらしてくれます。
